【トリプルオフ使用構築】積みポケ×3+俺たちのラティオス

5/23東京トリプルオフにて使用。予選を4勝1敗で通過後決勝トーナメント初戦敗退。

ガルーラ@ガルーラナイト

メガシンカ後:191-165-122-x-121-167 (肝っ玉→親子愛)

恩返し グロウパンチ 不意打ち 猫騙

ラティオス@命の珠

155-x-101-182-130-178

龍の波動 サイコショック 癒しの波動 守る

マリルリ@オボンの実

206-112-101-x-101-71

アクアジェット じゃれつく 腹太鼓 守る

ギルガルド@気合いのタスキ

シールド時:136-102-153-70-170-123

ブレード時:136-202-63-170-70-123

シャドーボール アイアンヘッド 聖なる剣 キングシールド

カポエラー@ラムの実

154-157-115-x-130-98

インファイト 猫騙し フェイント ワイドガード

ファイアロー@鋭い嘴

154-133-91-x-89-195

ブレイブバード 剣の舞 追い風 ファストガード

(当日使用したラティオスは理想値ではない。)

【概要】

 最近あまりトリプルができていなかったが、その間に「トリプルで使ってみたいポケモンリスト」がどんどん膨れ上がっていったので、その中から何体か抜粋して形をまとめることで構築とした。全体的に恐ろしく前のめりな構築となってしまったが、純粋に耐性面をガチガチに固めてサイクルをどんどん回していくスタンには何かしらの限界を感じていたため、ここから何か得られればいいなと思いゴーサインを出した。

 なお形としては、上4体が使いたかったポケモンで、カポエラーファイアローという潤滑油をぶち込んで整えたというものである。

【個別解説】

ガルーラ@ガルーラナイト

メガシンカ後:191-165-122-x-121-167 (肝っ玉→親子愛)

恩返し グロウパンチ 不意打ち 猫騙

調整(以下全てメガシンカ後での計算)

・最速

・A216ランドロスの馬鹿力確定耐え

・A177メガガルーラの親子愛けたぐりを急所込み86.22%で耐える

・C222ギルガルドのラスターカノン2発を急所込み79.65%で耐える(追加効果非考慮)

 トリプルでのガルーラを色々と使ってみて思ったことがいくつかあったので、それを全部詰め込んだらこんなガルーラになった。

・少し耐久に割きたい

 相手のガルーラのけたぐりやランドロスの馬鹿力へのケアとして、横に威嚇を投げながらガルーラを動かす、というのがガルーラスタンのよくある動きである。が、逆に言うと、ガルーラやランドロスという使用率トップ2でもおかしくないポケモンに対して、毎回威嚇でケアしないと不安定であるということである。ここに立ち回りの窮屈さを感じたため、素で動かす選択肢を取れるようやや耐久に割くことにした。

 配分としてはHを優先して伸ばすものとBを優先して伸ばすものがあるかと思うが、今回はHを優先した。トリプルでは強化アイテムなしギルガルドにラスターカノンを撃たれる機会が多いだろうと考えてである。

・捨て身タックルより恩返しで使いたい

 ガルーラの強みは挙げだしたらキリがないが、無振りでも高水準な耐久値を誇っているというのはその1つであろう。捨て身タックルの火力は魅力的だが、自ら耐久を削るというのが気に入らなかったので、最近は専ら恩返しで使うことが多い。

グロウパンチを入れたい

 威嚇や鬼火をすごい勢いで浴びせられるが、かといって例えばランドロス交代読み冷凍パンチなどをするのはリスキーである。そこで、有利対面からグロウパンチを撃つことで、交代されてもこちらが有利な盤面を維持できないかと考えた。けたぐりという技がどこまで必要なのか疑問だったというのもある。

 いずれもある程度は正しさを実感できつつも未だに試行錯誤している部分である。しかし、ミラーしがちなスタンにおいて、こういった細かい部分を調整するというのは大事なことだと考えているので、もう少し考えていきたい。

 なお、ギルガルドへの打点が非常に不足しているので、守るより不意打ちを優先した。特性は対トリパでゴーストタイプに猫騙しを撃つ機会が多そうなので肝っ玉。精神力は対雨パくらいでしか役に立たない。

ラティオス@命の珠

155-x-101-182-130-178

龍の波動 サイコショック 癒しの波動 守る

調整

・最速

・185-117メガリザードンYランドロスの岩雪崩やメガガルーラの捨て身タックル意識)をサイコショックで99%以上の確率で2発

・H振りニンフィアサイコショックで6~7割のダメージ

 俺たちのラティオス。見せ合い時「おっ、いいポケモンがいますね」と何人もの方から声をかけていただいたので、ラティオスの愛され具合を再認識した。頑張れラティオス。負けるなラティオス

 すっかり逆風だと言われているが、むしろ「ニンフィアに強烈な打点を持った特殊」だと考えると、希少なポケモンに思える。一般にスタンは炎や水耐性がガバガバになりやすく、対リザードンや対雨の動きの想定は重要な課題の一つなのだが、ラティオスはこれらにしっかり耐性を持ちつつ打点も持っている。サザンドラがこういった採用のされ方をすることが多いかと思うが、素で早い、ニンフィアを大きく削れるという点で、ラティオスはまだまだ頑張れるポケモンなのではないかと感じた。

 ラティオスと言うと追い風をしそうなイメージがあるが、今回は癒しの波動を優先した。各種積みポケモンを再利用する。守るは切りたくなかったので、追い風も入れたかったが今回は切った。

 ラティオスの雄姿を全国のお茶の間にお届けしたかったが、それが叶わなかったのがとても残念。

マリルリ@オボンの実

206-112-101-x-101-71

アクアジェット じゃれつく 腹太鼓 守る

 ごく普通の太鼓マリルリ。絶対太鼓決める系構築でもないので攻撃技はアクアジェット+じゃれつく。配分は普通にHA。少しでも耐久を上げたかったので、追い風下で最速カメックスを抜けないことは承知の上で出来る限り耐久に回した。特筆することもない型。

 マリルリミロカロススイクンといった水タイプは、スタンミラーを制する上で鍵になるのではないかと考えているので、これらのポケモンは今後も開拓していきたい。

ギルガルド@気合いのタスキ

シールド時:136-102-153-70-170-123

ブレード時:136-202-63-170-70-123

シャドーボール アイアンヘッド 聖なる剣 キングシールド

調整

・最速(補正なし70族抜き)

・202-91までのニンフィアアイアンヘッドで確定一発

・シールド時、A194メガガルーラの親子愛不意打ちを99%以上で耐える

 キリキザンに薄い構築に密かに忍ばせたいと思っていた最速聖剣ギルガルド。一度、7割ほど残っていたヒードランを抜いて聖剣で倒してそれが勝ちに直結した試合があったので、最速の価値は十分にあるのではないかと思う。ワイドガードが入らないこともあり、ニンフィアを即処理したいので、鋼技はアイアンへッド。対滅びを考えたときに、H振りメガゲンガーシャドーボールで全然削れないのが問題か。

カポエラー@ラムの実

154-157-115-x-130-98

インファイト 猫騙し フェイント ワイドガード

調整

・181-120メガガルーラインファイトで15/16で一発(181-121は13/16で一発)

・追い風下で最速マニューラファイアロー抜き

 ファイアロー+フェイントという要素があるだけで、ドーブル入りまで含めて対叩きパでかなり有利になれるので、何かしらフェイント持ちは入れたいと考えていた。加えて、積みポケモンが複数いるため、猫騙しも任せてしまいたい。すると候補に挙がるのがカポエラーorハリテヤマで、ここの選択は最後まで悩んだ。最終的に、対ガルーラがまだまだ怪しいことを考えて、威嚇持ちであるカポエラーを採用することにした。ハリテヤマを採用するとしたら、ギルガルドブルンゲルといった対ゴーストの打点を持っているという点を買ってであろう。

 オボンが余っていなかったので対ドーブルで余裕が持てるようラムを持たせた。数値が足りねぇ。

 配分はボックスに転がっていたそれっぽいものを流用した。トリプルメインでやってるのにカポエラー数体しか持ってないのは問題な気もするのでもう少しボックスを充実させたい。

ファイアロー@鋭い嘴

154-133-91-x-89-195

ブレイブバード 剣の舞 追い風 ファストガード

調整

・181-120メガガルーラをA+2ブレイブバードで15/16で一発

・177-121メガバクーダを同技で確定一発

・207-104くらいまでのブルンゲルを同技で確定一発

・198-111テラキオンを同技で14/16で一発

・185-117メガリザードンYを同技で確定一発

・A157カポエラーのフェイントと併せて、ブレイブバードで146-85マニューラを確定一発

 元々はただの、いつもの便利屋として採用したつもりだった。しかし対トリパがどうしようもなくムリで、構築解体が目前だったときに、以前とある後輩が言っていた「剣舞プレートファイアローメガガルーラ一発」という言葉に触発され、剣舞を仕込むことを考えた。ファイアロー剣舞はトリプルではまず間違いなく警戒されないと言ってよいだろう。例えば対トリパでガルーラ+ファイアローと出したときには、ファスガで相手の猫を防ぎつつ肝っ玉猫騙しでトリル役を止める立ち回りを想定されるはずである。そこで、(必要なら猫騙し持ちを2体出しつつ)剣舞を積んでトリルに備えるという行動を取れるようになる。剣舞さえ積めてしまえば、先述の通り様々なポケモンを縛れるようになる。正直なところ半信半疑で本番に臨んだが、予選でやたらトリパに当たってこの動きを複数回決められたので、案外対トリパで有効な戦法なのかもしれない。

 余談だが、私はタイプ強化アイテムはプレートじゃない方のアイテム派である。精霊プレートに代わる何かスタイリッシュなフェアリー強化アイテムの登場を待ち望んでいる。

【立ち回り】

 隙を見て積み技を使い、先制技で暴れる。以上。

【感想】

 そもそも1つの構築として見たときに、主に耐性・耐久面でガバガバなので、褒められた構築でないのは間違いない。が、いくつかいい発見ができた。

・対トリパの駒として剣舞ファイアローを見い出せた。これは自分の中で、本オフ最大の収穫である。やや危なっかしいポケモンであることは確かだが、ファイアローの余った技スペースの候補を1つ増やすことができた。

ラティオスがまだまだ捨てたものではないことが分かった。特に対リザードン構築で、大きな活躍を見せてくれた。

・一方で、グロウパンチガルーラをもっと大事にするなど、個々の役割にメリハリを付けるような構築ではもちろんラティアスの方がハマっているだろう。おそらくラティオスラティアスを差別化する最も重要な要素は、(対リザードンニンフィアで効いてくる)サイコショックの火力の差なのだと思った。

・太鼓マリルリ剣舞ファイアローは強い瞬間が確かにあった。また、事前にレートで数戦した感じでは、グロウパンチガルーラ+癒しの波動ラティオスの組み合わせが非常に強かった。この動きがオフ当日にできなかったのは残念ではあるが、この各種積みポケモンたちが、それぞれどのような瞬間に強いポケモンなのか、もう少し整理していきたい。そうすることで、自分の中で構築のパーツを増やしていける。

・分かっていたことだが、最速ギルガルドを使ったところで、タスキキリキザンに耐えられる。使うなら、岩雪崩のような適当な全体技と併せるのがよいか。

 多少汚いと分かっていても、使ってみることで発見はあるだろうから、そういった軽い気持ちでの開拓の姿勢をもう少し大事にしていきたいと思った。

【当日の対戦について】

 一部のポケモンへの打点が不足していたことや受け出しが全然できないことから立ち回りが難しすぎた。全体を通じて運がよかっただけに、もう少し勝ち上がりたかった。しっかり連戦をこなせる体力の必要性も感じた。決勝戦は素晴らしい試合だったが、両者ともに10戦以上こなした上であの試合をしていたことを考えると、よりすごさを感じる。

 夏にあるトリプルのオフではもっともっと頑張りたい。

 運営者、参加者の皆さん、お疲れ様でした。