【金銀】カビパオマージュ スタンダードバランスパ【カントーエース禁止ルール】

143.png145.png121.png105.png200.png214.png

52カビゴン@ひかりのこな

すてみタックル のろい ねむる ねごと

 

52サンダー@きせきのみ

10まんボルト めざめるパワー(氷) でんじは ねむる

 

52スターミー@たべのこし

なみのり でんじは あやしいひかり みがわり

※HPは167に調整

 

51ガラガラ@ふといホネ

じしん だいもんじ ねむる ねごと

 

51ムウマ@おうごんのみ

めざめるパワー(水) くろいまなざし ほろびのうた みちづれ

 

51ヘラクロス@はっかのみ

メガホーン じしん ねむる ねごと

 

この記事はPokémon Past Generation Advent Calendar 2023 340日目の記事です。

https://scrapbox.io/PokemonPRNGDiscord/Pok%C3%A9mon_Past_Generation_Advent_Calendar_2023

 

 

【概要】

第9.75回ヒストリアカップにて何戦か対戦した感触として、まずはニョロトノに対して隙を見せないことを構築全体で意識しつつ、自分はニョロトノを採用しないという方針で考えることにした。ニョロトノを相手にする際には地割れで常に崩されるリスクがある。浮いている引き先がいればいいように思えるが、あまり有効な引き先がおらず、ハイドロや冷凍の通りもいいので立て直すのが難しい。一番マシなのがサンダーで、次いでエアームド。汎用性を落とせばフリーザーやギャラドスマンタインなど。カビゴンでさえイマイチ圧力をかけられないのが厳しい。一方で、カビゴン対面で地割れを打つ、ライコウの交代際に地割れを打つ、のような立ち回りが増えそうで、不安定さを強く感じた。ケンタロスは上から通りのいい捨て身を打てたところも強いポイントだったが、ニョロトノは早さも火力も不足しており、より地割れへの依存度が高まっている。

そしてライコウもエースとして圧力が高い。ニョロトノ対策の浮いているポケモンが軒並み起点にされる。55サンダーほどの火力はないものの、要注意なポケモンである。

まずはこの2体に対して隙を見せない、特に対ニョロトノに隙を見せないことを考える。あとはバンギラス、炎、ヘラクロスあたりを意識することがこのルールの基本的な考え方であると感じた。

 

浮いているポケモンがいないと地割れを打たれ放題なので、まずはサンダーを採用したい。対策の難しいヘラクロスに対して強いのも嬉しい。これ以上は浮いているポケモンを採用しにくいので、極力ニョロトノに隙を見せず、それでいてライコウバンギラス、炎に薄くならないように組んでいく。

そこで候補に挙がったのがスターミー。ニョロトノに電磁波を入れられ、炎にも強く、対バンギラスも悪くない。対エンテイバクフーンを考えてバランスパとすることも考えたい。バランスパにすればサンダーの数値を少しでも上げることができる。

続いて採用したのがヘラクロスニョロトノの上を取っており、バンギラスにも強い。対ライコウも10万を2耐えでき、地震で大きく削ることができる。

当然採用するカビゴンを加えるとここまでで4体。ヘラクロスをエースとすることも考えられるが、一旦バランスパにするとして、途中経過はざっくり以下のようなイメージとなる。

 

52or51カビゴン@なんでも

52or51サンダー@奇跡or薄荷

51スターミー@残飯or奇跡

51ヘラクロス@ピントor粉

 

バランスパとすることのメリットの1つに、相手の50からの一撃技をカットできることも挙げられる。50カビゴンを相手にする際に、パルシェンムウマハガネールなどを後出しするたびに、地割れのリスクが付いて回る。地割れまで考慮するとカビゴンに後出しが安定するのはエアームドくらいだが、大文字の所持率も低くはなさそうなので、対50カビゴンもやはり神経を使うポイントである。それに対してこちらのポケモンを全て51以上とすることで、50カビゴンを純粋に相性で対処できるようになる。

 

このあたりでカビゴンの型を決めたい。ポイントは、ニョロトノを強く意識しようと思ったら、カウンターか身代わり(ハイドロでは割られてしまうが、波乗りは耐える)、あるいは腹太鼓を入れないと厳しいということ。候補として以下の4つの型が思い付いた。

 

・対ニョロトノを意識し、相手のレベル50に強めになるが対ライコウが怪しくなる

のし 地割れor地震 カウンター 自爆@残飯or爪

 

・太鼓で受けよりは崩しを意識する

のしor八つ当たり 地震 太鼓 眠る@薄荷

 

・身代わりを活かせそうな型

のし 地震 太鼓or鈍い 身代わり@残飯or粉

 

・対ニョロトノは怪しくなるが対ライコウが安定し対バンギラスも悪くない、状態異常受けにもなる

のし 鈍い 眠る 寝言@粉

 

まず、カウンター持ちはそもそも地割れが当たったらダメな上に、身代わりとの択になるのでできればやめたい。また身代わり持ちは、55カビゴンの最大の特長だった50カビゴンののしかかり耐えが52だとできない上に、55ライコウの10万のダメージも微妙なのでイマイチ。

そのため、対ニョロトノをやや薄くしたねむねご型か、電磁波から展開したい太鼓型かの選択になりそうだ。

 

太鼓型の場合、マルマインやサンダースを採用することを考えた。ニョロトノライコウの両方に後出しできて、上から電磁波をまける。マインカビガラのような選出も考えられる。

しかし、過去に太鼓カビパ考察をした内容を振り返ったときに、大部分の電磁波要員はカビゴンの後出しを誘うため、電磁波が相手のカビゴンに当たり効果が薄いことが予想された。55カビゴンと違って52カビゴンでは50カビゴンを起点にできないので、このルールにおいては微妙と判断。身代わりがのしかかりを耐えないことに加えて、A+6恩返し八つ当たりでB+1カビゴンを倒し切れない。

 

 

以上を踏まえて、消去法ではあるがねむねご型の採用とした。幸い、通常ルールに比べてムウマハガネールは少な目なので、ノーマル技一本で止まる相手が少ない。エアームドくらいか。この時点で、ニョロトノ入りにはカビゴン+サンダーを基本選出として考えることになる。幸い、カビゴン対面でニョロトノは交代読み冷凍Bを打ちにくく、せいぜいサンダー交代の裏目は身代わりくらいなので、並びとしてもある程度は戦えると判断した。

 

これでライコウに対するカビゴンの受け出しはかなり安定するようになったが、ライコウエアの並びを崩すのがまだ怪しい。そこで炎技を持ったガラガラを採用。電磁波との相性もよく、カビゴンの苦手なムウマハガネール対策にもなる。カビゴンをレベル55で使うことはできないものの、カビガラサンダーもカビガラスターミーも、強力な基本選出パターンである。

最後に対セレビィや、対バンギラスを厚くすることを考えたい。対カビゴンも考えて、ムウマを採用することとした。一応ニョロトノの上から行動できる。グライガー対策にも。

 

一般にバランスパはライコウが薄くなりがちだが、電磁波+カビガラヘラである程度戦えるようになっている。

バンギラスが少し薄いが、通常の一撃なしルールよりはキャラランクを落としているため、ヘラクロスに加えて電磁波+鈍いカビゴンで見れているということにした。

対炎はスターミーで相手でき、カビガラもある程度抗える。

対エーフィやフーディンは怪しいが、カビゴンが頑張るか、麻痺+ヘラクロスガラガラというルートもある。

対55ヘラがやや薄いが、ヘラもトノライコウにめちゃくちゃ強いわけでもないので、大量発生はしないと判断。50ヘラ程度であれば、カビサンダーで十分相手できるし、こちらのヘラムウマが上から動ける。

やや崩しが弱いのでパルシェンも入れたかったが、他のポケモンを優先した。

結果として、カビゴンのレベルが下がったカビパのような形となった。回復手段を持つポケモンも多いので、相手の一撃技をカットしながらじっくり戦っていくような構築となった。

一般にバランスパというとブラッキーの黒い眼差しバトンタッチを軸に、フーディンムウマとの連携を狙うコンボパが主なものである。このタイプのバランスパは自分でも使ってみてあまり強さを感じることができなかったのだが、逆に攻撃面もある程度重視したタイプのバランスパは使ってみてしっくりきたということもあり、今回の構築にも信頼感を持って取り組むことができた。

 

 

 

【個別解説】

143.png

52カビゴン@ひかりのこな

すてみタックル のろい ねむる ねごと

 

・55ライコウの雷を92%で3耐え

・50カビゴンを残飯込み捨て身で3発

・55ニョロトノライコウを残飯込み捨て身で3発

・50フシギバナを捨て身で41.55%で2発

 

カビゴン自身を決定力として使う、鈍いねむねご型。持ち物は一般に食べ残しとすることが多いが、今回はニョロトノの地割れの命中率を下げるために光の粉とした。他にもカビゴンがよく食らう技として、雷、爆裂パンチ、大文字、眠り粉、毒々、宿り木のタネなどなど低命中技が少なくない。

カビゴンのメインウエポンは基本的にのしかかりを採用し得であるというのが持論であるが、このルールに関しては捨て身の優先度が高い。ニョロトノライコウへのダメージを考えると、恩返し八つ当たりでもダメージが足りない。反動は痛いが、ニョロトノへの隙を極力なくすというのが構築全体の思想なので、捨て身での採用とした。カビゴンミラーでも確定数が変わるなど、相手にかけられる負荷も大きく変わってくる。

55ライコウの磁石雷は3耐えできないので、注意深くダメージを確認することが大切。

 

 

145.png

52サンダー@きせきのみ

10まんボルト めざめるパワー(氷) でんじは ねむる

 

・55ヘラクロス抜き

・55ニョロトノの冷凍ビームを2耐え

・50ヘラクロスメガホーンを4耐え

・50ガラガラをめざ氷で51%で2発

 

地面技の一貫を切れる、唯一と言っていいほどの汎用性の高いポケモン。火力と耐久が高水準なポケモンなので、極力レベルを割いて数値を高めて使うのがよいと考えた。レベル50だとニョロトノの冷凍ビーム二発で倒される可能性があるが、52まで上げることで確定耐えまで持っていける。

型としては一般的な電磁波をまくもの。吹き飛ばしやリフレクターもぜひ採用したい技ではあるが、対ヘラクロスなど受け出す場面も少なくないので、延命のために眠るを優先した。

 

 

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52スターミー@たべのこし

なみのり でんじは あやしいひかり みがわり

※HPは167に調整

 

・身代わりを5回連続で使用可能

バンギラスを波乗りで46%で2発

・55バクフーンの雷パンチを残飯込み12%で2耐え

 

一般に、あやみがスターミーはレベル51で採用され、当初はその想定で構築を組んでいた。しかし色々ダメージ計算する中で、レベル52まで上げないと数値が足りないことが分かった。それは対バクフーンバンギラスで、特に対バクフーンはスターミーの採用理由の大きな一つなので、極力勝率を上げたい。レベル52まで上げるとHPを167に調整するのはマイナスが大きいのだが、これでも対バクフーンの乱数は許せる程度のものとなったため、身代わりを連続で張れることを優先した。対バンギラスも、噛み砕くを持っている場合を考えると、電磁波を二回打つだけではなく水技で倒せる選択肢も持っておきたい。これでも急所込みでわずかに五分より有利になる程度ではあるが、レベル51のときよりはそれなりに勝率が上がる。とはいえレベル52と53の間の壁を実感させられるダメージ計算結果である。

レベルを上げるに当たって考慮すべきは、カビゴン+サンダー+スターミーという選出ができなくなることだが、この選出は対カビゴンライコウも重すぎるのですることはないだろうと判断。実際、一日を通じてこの選出をしたいと感じることはなかったので、妥当な判断だったと言えそうだ。

当たることはないだろうと思ってはいたものの、対ケンタロスでもキーとなりそうなポケモンである。

 

 

105.png

51ガラガラ@ふといホネ

じしん だいもんじ ねむる ねごと

 

・55ライコウ地震で確定一発

・50エアームドを大文字で42%で2発

・50カビゴン地震で98%で2発(残飯込みでは60%)

 

採用理由から地震と炎技は確定。炎技は火炎放射の方が命中安定だが、エアームドを二発で倒せる可能性を考えて大文字を優先した。カビゴンの型を考えるとエアームドとはむしろ積極的に打ち合いたいので、毒で消耗して安易にライコウ圏内に入れられないよう、ねむねご型とした。

細かいところでは、ガラガラ→カビゴンのダメージは実はやや怪しいのだが、レベル51でかつめざ虫でない個体であることで、二発で倒せる確率を極力上げることができた。

 

 

200.png

51ムウマ@おうごんのみ

めざめるパワー(水) くろいまなざし ほろびのうた みちづれ

 

・50ガラガラの地震を確定耐え

・50ガラガラや50ハガネールをめざ水で3発

 

このルールではカビゴンはのしかかりと自爆に加えて、地割れやカウンター、大文字などを採用したくなるため、51ムウマはかなり対カビゴンが安定するポケモンである。

カビゴンを確実に倒すため、道連れまで含めて技3つは確定。残りの枠には電磁砲が入ることが多いが、今回はめざ水を採用した。ライコウの躍進やパルシェンナッシーの衰退により通常のルールよりガラガラが幅を利かせることが予想された上に、ガラガラ受けと言えるポケモンヘラクロスくらいであったため、不利対面を作る重みがより激しくなってしまう。以前スターミーエースを使っていたときの課題として、スターミーはガラガラやハガネールに有利ではあるものの、受け出しは安定しないということが気になっていた。それを少しでも解消するため、めざ水で打点を持てるようにした。ガラガラの交代読みでめざ水を当てられれば、地震を一発耐えながらそのまま倒せるようになる。

どうでもいい寄りの話ではあるが、元々ムウマは50ガラガラの地震をちょうど耐えられたところをめざ水にしてしまうとHPが大きく低下して低乱数で倒されるようになってしまうのだが、レベル51にすることでぴったり耐えられるようになる。

85族はムウマヘラクロススイクンとそれなりに激戦区なので、レベルを1でも上げることで先手を取れるようになるのが大きい。これはヘラクロスも同様である。

 

 

214.png

51ヘラクロス@はっかのみ

メガホーン じしん ねむる ねごと

 

・55ライコウの10万を2耐え

・50めざ虫ガラガラの地震を82%で2耐え

・55ライコウ地震で65%で2発

・50めざ虫ガラガラをメガホーンで63%で2発

 

型としては普通のねむねご型。持ち物は光の粉が余っていれば持たせたかったが、カビゴンに取られているので断念。薄荷を持たせた一番の理由は対バンギラスである。カイリキーやスイクンと異なり、ヘラクロスは大文字で弱点を突かれてしまうので、交代読みで大文字を食らうと次の後出しができなくなってしまう。そのため最初の繰り出しから眠るを強いられることもあり、寝言運次第では早々にバンギラスに突破されるリスクがある。そのため早い段階で眠るをせざるを得ない場面でも立て直せるよう、薄荷を持たせることにした。

薄荷のデメリットとしては、催眠受けとしての役割が薄れることが挙げられる。通常は催眠技に対して寝言持ちを繰り出すことで、裏のポケモンが催眠を食らわなくなるというのが立ち回りの基本なのだが、薄荷で交代際催眠を治してしまうと依然裏のポケモンが催眠を食らうようになってしまう。とはいえこの構築では他にも寝言持ちはおり、サンダーは奇跡で眠りを治せ、スターミーは身代わりで状態異常技を牽制できる。そのためこのデメリットはそこまで気にならないと考えた。催眠受けとして使うのは、ヘラクロスよりもカビゴンの方が多そうである。一般にねむねご型のヘラクロスが持つアイテムはピントレンズが多いが、これは対カビゴンスイクンが大きいと考えている。スイクンメガホーン3発で倒せるのだが、光の粉も相まって寝言で粘られると中々倒せないので、急所率を上げて倒しやすくするというものである。このルールではスイクンはそこまで強くないだろうと考えたため、ピントレンズを没収したデメリットは対鈍いカビゴンに攻めあぐねるくらいである。

なお、対ライコウや対ガラガラを考えると、ヘラクロスもレベル52に上げる利点が大きい。しかしカビゴン+サンダー+ヘラクロスという選出はそれなりにするだろうと考え、51にとどめた。ガラガラはともかくライコウと打ち合う場面はそもそも作るべきではない。

 

 

【選出・立ち回り】

基本選出は以下の通り。

カビゴン+サンダー+ガラガラ

一番基本の選出パターン。サンダーをクッション兼麻痺撒き要員として、裏のカビゴンやガラガラを通す。ニョロトノライコウを相手にするときはこの並びで戦いたい。

 

カビゴン+スターミー+ガラガラ

電磁波要員をスターミーに差し替えたパターン。基本的にはサンダーを優先するべきだが、炎エースやミルタンクなどを相手にする場合はスターミーの方を選出したい。バンギラスを相手する場合も、基本的にはヘラクロスを選出する方針で考えたいが、場合によってはスターミーで対面打ち合うことも考えるべきである。

 

カビゴン+スターミー+ムウマ

スターミーを通す際の基本選出。カビゴンムウマで流し、電気や草をカビゴンで受け、スターミーの電磁波あやみがを始動する。

 

基本的にはカビゴン+麻痺撒きを選出することになるので、55カビパをイメージして、しっかり受けて戦うことを最重視して立ち回る。

相手の鈍い自爆カビゴンの処理がやや甘いので、このポケモンは一対一交換を取られても構わないか、としっかり意識して選出、立ち回りを考えることが必要。

 

 

【対戦結果】

・らてさん 勝ち

52カビゴン 52サンダー 50スイクン (55バンギラス 50ナッシー 50ベトベトン

ムウマ カビゴン ヘラクロス

 

いきなり52カビサンダーミラー。想定していなかった上に薄めのバンギラスまでいるので選出が悩ましい。サンダー以外の相手には刺さっていそうなのでヘラクロスの選出を決め、サンダーやナッシーに後出しすることも考えてカビゴンも出す。ここまでである程度選出はまとまりそうだったので、対カビゴンをより厚くするためにムウマを入れて選出は決定。

らてさんということでカビゴンがどんなことをしてくるか警戒していたが、サイクルを回していくうちに普通のねむねご型であることが割れる。そのためカビゴンムウマで流しながらひたすら捨て身で負荷をかけていく立ち回りを狙う。終盤カビゴンミラーで積み合う展開となり、こちらが先に急所を引いて勝ち。急所は引いたものの、こちらのメインウエポンが捨て身であったのに対して相手のメインウエポンはのしかかりだったので、火力の差が有効に働いた一戦だった。

 

 

・たこさん 勝ち

50ライコウ 50エアームド 50カビゴン (55ニョロトノ 50ゲンガー 50ガラガラ)

カビゴン サンダー ガラガラ

 

ニョロトノシングルエースということで、カビゴンとサンダーは選出。対エアームドやゲンガーも見据えてガラガラも加えて基本選出。ガラガラをゲンガーと一対一交換されるとエアームドを崩すのが難しくはなるが、ゲンガーの選出はなさそうだと切った。

相手はガラガラに毒を入れて消耗させることを狙ってくるが、こちらは大文字でエアームドを削りながら、眠るで回復していく。相手の選出が割れたところでガラガラの刺さりがいいことが分かったので、ねむねごで粘りながら戦っていたところ、エアームドに対して寝言で大文字を引けて、そのまま崩して勝ち。レベル50ではあったもののライコウエア相手だったということもあり、ガラガラの型選択がしっかりハマった一戦だった。

 

 

・PKマスタさん 勝ち

50カビゴン 50ヤミカラス 55リングマ (55ニョロトノ 50ガラガラ 50セレビィ

ヘラクロス サンダー ムウマ

 

スターミー、カビゴン、ガラガラの刺さりが悪そうなので、消去法で残りの3体を選出。初手はカビゴン、ガラガラ、セレビィに圧力をかけられるヘラクロスとした。

初手は有利に見えたので素直にメガホーンで削ってもよかったが、嫌な予感がしたのでムウマに引いたところ、案の定カウンターで事なきを得る。しかしその後ヤミカラスを繰り出され、追い打ちで大きく削られてしまう。カビゴンに電磁波を入れ、ヘラクロス地震でカウンターをかわしながら削ろうとしたところ、麻痺も噛み合ってカビゴンを突破。あとはムウマヤミカラスを合わせられることを避けながらサイクルを回す勝負となり、リングマを10万3発で倒して勝ち。対戦後に計算したところ、ちょうど3発で倒せるようだ。

勝てはしたものの、ヤミカラスの追い打ちを意識できていなかったので、カビゴンカビゴンで見るようにした方がよかったのかもしれない。ヘラクロスをドリロで処理されたこともあり、危うくヤミカラスに大活躍されるところだった。

 

 

・ばっつーさん 勝ち

50フシギバナ 55ライコウ 50ファイヤー (55ニョロトノ 50カビゴン 50ハガネール

カビゴン サンダー ガラガラ

 

スターミーも出したいところではあるが、特に問題なさそうだったのでカビガラサンダーの基本選出。

ねむねごカビゴンフシギバナに抗い、粘りながら相手の選出を割り出したところ、3体ともカビゴンで相手できそうなことが分かる。ライコウに吠えるがあったので鈍いを積みまくるわけにもいかなかったが、光の粉のおかげもあってフシギバナやファイヤーの攻撃を避け、ファイヤーとライコウを処理することに成功。しかし捨て身反動でカビゴンも失ってしまい、サンダー+ガラガラでフシギバナを処理することに。電磁波を入れてガラガラで殴ればなんとかなるかと思っていたら、めざ氷が急所に当たって勝ち。カビゴンで主導権は握れていたものの、運が偏りすぎていた。

捨て身反動も考慮してもっと早めに眠っておけばもう少し堅実に詰められたので、勝てはしたが反省の残る一戦であった。

 

 

・てんちょーさん 勝ち

51フォレトス 52カビゴン 52ナッシー (52ガラガラ 52ゴローニャ 51サンダース)

スターミー カビゴン ムウマ

 

あまり想定していなかったタイプのバランスパ。地面が多く、スターミーが刺さっていそうに見える。サンダース対策のカビゴンカビゴン対策のムウマで、スターミー入りの基本選出。

序盤は中々選択がかみ合わず押されるも、なんとかムウマカビゴンを道連れすることに成功。そこからスターミーが身代わりを展開し、電磁波をばら撒いて押し切り勝ち。

 

 

・とりやまさん 勝ち

50カビゴン 55ライコウ 50セレビィ (55ニョロトノ 50ガラガラ 50ナッシー)

ヘラクロス カビゴン サンダー

 

勝てば予選抜けが決まる一戦。ニョロトノライコウということで基本選出で行きたかったが、セレビィナッシーと並んでいたためヘラクロスを選出することに。

初手の対面は素直に打ち合い、先にカビゴンを倒してヘラクロスを切って二対二に。ライコウが雨乞い+雷と想定外の型だったが、磁石ではなかったので眠るが間に合い、寝言で粘っているうちにライコウの処理に成功。ラストのセレビィにも捨て身を当てて勝ち。

 

 

・そらさん 勝ち

55ライコウ 50エアームド 50カビゴン (55ヘラクロス 50ガラガラ 50サンダー)

ガラガラ カビゴン サンダー

 

苦手な相手である55ヘラクロス。とはいえ選出を強要されるのはサンダーくらいなので、周りの面子を見て特に問題なさそうだったのでカビガラサンダーの基本選出。

初手で出し勝ち、まず間違いなくエアームドに引いてくるだろうと考え交代読み大文字を当てる。そこから押せ押せで先にエアームドを倒し、カビゴンが鈍いを積んでライコウカビゴンを倒して勝ち。これもライコウエアに対してガラガラが刺さった一戦だった。

 

 

・showさん 負け

55ライコウ 50パルシェン 50カビゴン (55ニョロトノ 50ガラガラ 50サンダー)

スターミー カビゴン ムウマ

 

一般的なニョロトノライコウだが、パルシェンがいることが特徴的。基本選出でいきたいところだったが、ガラガラパルシェンの対面になったときの引き先がいない。カビガラスターミーの選出も考えたが、今度は相手のニョロトノの処理が厳しい。結局対パルシェンを考えて、スターミー入りの基本選出に。

初手は強烈に出し負けし、そこからまきびしを使われジリジリと消耗していく。途中でカビゴンパルシェンの爆発を直撃してしまい、ライコウを倒せず負け。

爆発を合わせられたこともよくなかったが、一番よくなかったのは選出である。結果としてカビガラスターミーの選出でよかった。選出予想としてはライコウ+サンダー+パルシェンとしており、エースは対サンダースターミーを考えてライコウ、あとは対ヘラクロスのサンダーと対ガラガラのパルシェンと予想していた。このとき、ガラガラがサンダーに打点がないことを重く見て、万が一ニョロトノを選出されたことまで考えてガラガラの選出をやめたのだが、だとしてもサンダーにはカビゴンライコウにはガラガラかカビゴンパルシェンにはスターミーを当て続ければよかった。加えて対戦が終わってから考えると、パルシェンカビゴンと一対一交換した際に裏のガラガラが止まらなくなってしまうので、ライコウカビゴンパルシェンの選出も十分考えられるところだった。読みが足りていなかったと言えるだろう。

スターミーに自己再生がなくまきびしの消耗が激しいこと、ガラガラに岩雪崩がなくサンダーをフリーにさせてしまうこと、ムウマに電磁砲がなかったこと、などこの試合に関しては型選択がハマらなかった。とはいえ、逆にガラガラでライコウエアを倒し続けてここまで勝ち上がってきたわけなので、これは仕方ないと言える。

 

 

【感想】

・第10回ヒストリアカップにて使用し、7勝0敗で予選抜けしたのち決勝トーナメント初戦敗退。優勝まで目指したかったが、予選抜けをよい戦績で達成できたので、及第点といったところ。

 

・構築に関してはほぼ満足のいくものを組めた。環境理解も含めて、厚くするべきところと薄いままにしたところの判断もそれなりに当たっていたように思う。

 

カビゴンのメインウエポン、スターミーのレベル、ヘラクロスの持ち物など細かい部分の選択もうまくいってよかった。

 

・予選の戦績がよかったのは運がよかった面も大いにあるが、ニョロトノライコウ入りをイメージ通りにさばけたという点では、事前の想定が活きてよかった。

 

・電磁波という技があまりにも強い。

 

カビゴンのメインウエポンとしての捨て身の強さを感じることができた。

 

・このように、構築に関しては納得いくものができただけに、選出ミスで敗退してしまったのが悔やまれる。とはいえカビパを使っているのだと考えると、選出立ち回りをミスったのが負けにつながるというのは当然の結果である。

 

・アレンジするとすれば、パルシェンエアームドを採用することや、ヘラクロス以外の対バンギラス要員を入れることを考えたい。52波乗りパルシェンを入れると収まりがよさそうに見えるものの、カビゴンやサンダーに優先してレベルを振りたいので、悩ましい。

 

カビゴンに食べ残しを回して、スターミーを普通の自己再生する型にするのも大いにアリ。サブ技はサイコキネシスやリフレクターがよさそうだが、個人的には10万ボルトで使うことも考えていた。ミラーに加えてニョロトノスイクンへの打点となる。

 

・対55ヘラクロスも甘めなので、もう少し厚くすることを考えてもよい。おそらく使う人は少ないだろうと思って切ったものの、最大限にキツいのは55の鈍い残飯型で、サンダーの10万を3耐えされる、鈍いカビゴンでの圧殺ができない、ムウマが上を取られると最悪である。サンダーにドリロを持たせると解決するが、その分対ガラガラがキツくなってしまうので、できれば別の方向性で解決したい。

 

カビゴンニョロトノと直接打ち合う展開にはならなかった(大抵裏のエースを選出されたため)ので光の粉は意図した活躍はしていないが、その分他の色々な技を避けるのに役に立ったので、残飯を持たないのであればこれでよかった。

 

ムウマのめざ水は役に立たなかったが、ガラガラを恐れずに選出できるようにはなっているので、見えないところで役に立っていたと言えなくもない。パルシェンエアームドスイクンを採用するのであれば別の技に変更したい。

 

・環境理解としては、ニョロトノは通常の一撃あり環境黎明期のケンタロスに立ち位置が近いと感じた。当然意識すべきポケモンではあるものの、使ったプレイヤーよりも対策したプレイヤーの方が勝率が高いように思える。逆に使ったプレイヤーは勝率を安定させるのは難しい。とはいえ、ケンタロスはそこから環境終盤に向けて大きく立ち位置を向上させたわけなのだが、ニョロトノにそれだけのポテンシャルがあるかは疑わしい。構築に入れるだけ入れておいて、裏のポケモンを通すというのがちょうどいい付き合い方だと感じた。ライコウは無難に強いが、ミラーをどうするかが唯一にして最大のポイント。